ヘタレの生息日記。

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zoom RSS 「コードギアス反逆のルルーシュR2」第25話FINAL TURN『Re;』(最終回)の感想・蛇足

<<   作成日時 : 2008/10/02 18:32   >>

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ルルーシュが死んでるか生きてるかで検索して飛んでくる方がいるようなので、もう少し付け足し。
というか蛇足だと思うので前回書かなかったんだが。
(でも検索してきて何もなかったら不満だろうとも思う)
とりあえず私は「ルルーシュは死んだ」と思ってます。
蛇足ついでに言わせてもらえば、あれで生きてると思ってる人たちは一体今までルルーシュの何を見てきたのか、と小一時間問いつめたい気分です。

まずルルーシュ不老不死説。
皇帝がV.V.から奪ったコードを、ルルーシュが皇帝を倒した時に受け継いだのでは、という説もあったようですが、これは25話でナナリーにギアスを掛けたので無しになったようですね。
次にC.C.からコードを引き継いだ説。
これが割と有力なようですが……よくよく考えれば無いだろう、と思うんだが。
例えばC.C.がシスターからコードを引き継いだ時、その場でシスターは死んでたようです。
またV.V.も皇帝にコードを(無理矢理かもしれないけど)引き継いだ後にその場で死んだ。
あとはC.C.がコードを誰かに引き継いだら死ねると思ってる事、それらから推測すると「コード引き継ぎ」=「即死亡」だと思うんですよ。
となると、もしルルーシュが殺されたあの時点でコードが引き継がれていたならC.C.が教会で祈っている事は出来ないし、最後に馬車の上で寝転がって空を見上げるなんて絶対無理。

また、ルルーシュがC.C.との契約を果たしていない(C.C.の願いを叶えてない)という意見もあるようですが……。
ルルーシュの願いが一番最初のときから少しずつ変化したように、C.C.の願いも変化したんだと思います。
C.C.の元々の願いが「コードを誰かに渡して死ぬ事」だったから、15話で皇帝がコードを奪おうとするのに抵抗しなかった。
でもルルーシュが「そんな顔で死ぬな! 死ぬときくらいは笑って死ね! オレが笑わせてやる! だから……!」と叫んだのを聞いて抵抗して逃げた。
恐らくC.C.は自分が騙されてコードを無理矢理引き継がされたことがトラウマというか……少なくともイヤな思い出ではあったと思う。
で、もう死にたいと思うもののコードを持ってるせいで死ねない。
だから自分を殺してくれそうな人、つまり自分が今持ってるコードを押しつけられる人を探してたんだろう。
当初はルルーシュに押しつける気だったものの、ルルーシュと共にいる間にそれを躊躇う気持ちが出てきた……C.C.の気持ちが変化したというか。
21話で「気付いてしまったんだ、お前たちは自分が好きなだけだと」と言っているように、皇帝にコードを渡してしまってはいけないとも思っていて、そしてその迷いが表情に出ていたんではないかと。
だからルルーシュが「死ぬ時くらい笑って死ね」と。
後悔とか、諦めとか、迷いとか……とにかく苦しみを抱えたまま死ぬなよ、と。
ここでC.C.の願いが微妙に変わったんだと思う。
ただコードを渡して終わり……じゃなくて、ルルーシュが笑わせてやる、と言ってくれたその言葉を、想いを信じたというか。
だから24話でC.C.は「私に笑顔をくれるんだろう?」と言ってるし、それに対してルルーシュも「約束しよう!」と答えている。
最終回のラストで、C.C.は笑顔を浮かべている。
つまりルルーシュはC.C.を「笑わせてやる」という約束を果たしている、と。
あとC.C.は折り鶴が折れないから、あれはルルーシュが折ったんだ、とかいう意見もちらほら。
でもさ、第1期見てない人は知らないかもしれんが、第1期の5話(皇女と魔女)でナナリーとクラブハウスで折り鶴折ってるよ。
それとも意地でもルルーシュ生存説を主張したいので敢えて目をつぶってるのかね?

ルルーシュが世界征服してから殺されるまで2ヶ月も間が空いてるのが変、という意見もあるみたい。
あれは描かれてはいないけど、多分ルルーシュに対抗する組織なりなんなりが居たんだと思うよ。
いくらなんでもルルーシュが「オレに従え」と言って、みんなが「はいそうですか」という訳にもいかないだろうし。
少なくともルルーシュに従わない反抗勢力が居て、それらを殆ど殲滅させてたんじゃないかと。
あとは黒の騎士団の方々とか公開処刑(にするふりだけ)の人を拘束するとかね。
逆らっても無駄だ、と徹底的に全世界の人に思わせるために。
と、同時にルルーシュのみに憎悪が向くように。
たぶん反抗勢力に対してルルーシュは相当酷い事(フレイヤを撃ったりとか?)したんじゃないかな。
本人が「(ユフィの)虐殺皇女の名が霞むまで血を流す」とか言ってたじゃないですか。
いや、世界征服までの間に十分流してます、とか言われそうですが。
恐らくはテレビ放映に耐えないほど酷い事もやったんじゃ無かろうかと。
あとはスザクの怪我が治って万全の状態になるのを待ったというのもあるかも。
いや、いくらスザクでもあの戦闘で全く無傷って訳にもいかなかったと思うんですよね。
(それにしたって2ヶ月はかかりすぎなので、多分虐殺の限りを尽くしてたんでしょう)
そして反抗勢力の殆どが壊滅なりして、世界中の人の憎悪がルルーシュに集中している、と確信出来たのが2ヶ月後なんでしょうね。

ジェレミアが微笑んでるのがルルーシュ生存の理由とか言ってる人もいるみたいですが……。
ジェレミアはルルーシュの腹心の部下、というか臣下でしょうからゼロ・レクイエムの全容を知っていておかしくないし。
ロイド、セシル、咲世子も知ってたのにジェレミアが知らないなんてあり得ないし。
主に仕え、忠誠を尽くすってのは「盲目的に主の命(いのち)を守る」事じゃないと思うんだよね。
主の望みを知り、その望みを叶えるために命をかけられる事じゃないかなー、と。
ロイド、セシルを先に逃がした(ルルーシュに脅されていたと言って人質を外に連れ出させた)のは非戦闘員だったからでしょう。
咲世子も一緒だったのは怪我してたし、最後のダモクレス戦は主にナイトメフレーム戦だったのでどっちみち戦闘には出られなかっただろうし。
元々日本人なので、とか今まで通り生き残ったナナリーを助けて欲しい(生活のサポートというか)と思ったからかも。
逆にジェレミアやスザクは思いっきり戦闘要員で、むしろ抜けてもらったら困るからね。
彼らが頑張って時間を稼いでくれてなかったら、ゼロ・レクイエムの完遂は難しかっただろうし。
あと、ルルーシュが世界征服した後もジェレミアが側にいたのは、ゼロ(スザク)以外がルルーシュを討ってしまうと意味がなくなっちゃうからかな。
ゼロ(スザク)を見送ったジェレミアが微笑んでいるのは、ルルーシュの策が計画通りに進んだから。
主が本懐を遂げるのを喜ばない臣下は居ないと思うのよ。
しかもルルーシュの願いは「より良い世界」だったわけで。
そのルルーシュの想いと願いを知った上で、ルルーシュに仕えて居たんだと思うし。
何より彼はもともと貴族だし、ノブレス・オブリージュの意識が根底にあるのかもしれない。
戦う人だったし、騎士道精神とかもあったんじゃないかな。
だからこそ咲世子が日本人でありながら、ブリタニア人であるルルーシュに仕えているのに共感したというか……。
(咲世子のは武士道に近い気がする)

それから一番多いのは最後の御者がルルーシュじゃないかという説。
殺されたのは影武者(咲世子)なんじゃ? というのもちらっと見かけた。
牢屋の中にセシル、ニーナ、ラクシャータと一緒に入ってるあの状態でどうやって影武者をやれと。
ていうか一応、ルルーシュを裏切った事になってるんだから、今更ルルーシュの側には行けないでしょ。
それにスザクとの会話。あれで影武者とか無茶だって。

それと、御者じゃないかという説と一緒に「死んだ事にして生きてる」というのもあったんですが……。
(一番最初のC.C.のコードを引き継いだ説からここに繋がってる)
なんというか……ホントにお前ら今までルルーシュの何を見てきたんだ、と言いたい。

ルルーシュは最初から逃げ隠れするのを良しとしてなかったんですよ。
ギアスという王の力を手に入れるまで、ルルーシュは「死んだ事にして生きて」いたわけで、それは彼にとって不本意だった。
そして力を手に入れ、なんとか現状(死んだ事にして生きている)を変えようと、ナナリーが安心して暮らせる世界を、と望んで立ち上がった。
ナナリーがそれを望んでいない事は知っていただろうけど、それでもルルーシュはやろうとした。
そうして行動を起こした後に、もっと大事なことがあることに気付いた。
でももう後戻りする道はないし、何もかも放り出してしまう事も出来ない。
藤堂が「始めた責任は、取らねばならぬ。人々を率いる資格とは……」と言ってたと思いますが、ルルーシュは自分が始めた事の責任を取ったんですよ。
何かを始める事よりも終わらせる事の方がずっと難しい。
特にこういう個人にとどまらず、世界に広がってしまった事、勢いがついてしまった事を終わらせる事は。
それにルルーシュは最初から「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ!」と言ってるしね。
もしもルルーシュが自分の命の保身を考えていたのなら、頭の良い彼の事だから最初からスケープゴートを用意してたと思うよ。
例えばシュナイゼルとかね。
折角ギアスを掛けるチャンスがあったのに、シュナイゼルを悪の象徴(スケープゴート)にするのではなく、ゼロに仕えるというギアスにしている。
最初から自分が生き残る事は計算に入れてないと思うんだよね。
沢山の人を手に掛けた自分が幸せになる事は出来ないと思ってるのかも。
例え他人が許すと言ったとしても、恐らくルルーシュは自分で自分を許さないだろうし。

でもって自分以外のスケープゴートを用意するような、そういう「自分の命をかける覚悟」の無い者に、周りの人たちはついてくるかな?
ルルーシュは前にも言ってたしね「王が動かなければ部下は動かない」って。
周りの人たちは、ルルーシュの策(ゼロ・レクイエム)を聞いて反対はしたかもしれない。
スザクだってゼロの仮面を受け取るその時まで「やるのか? どうしても」とルルーシュに聞き返してますしね。
多分あのセリフの後に「本当に他に方法はないのか?」と聞きたかったか、以前聞いても「ない」と言われたか……。
とにかく「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ!」というくらいだから自分が「撃たれる(討たれる)」覚悟はあったと思う。
「王が動かなければ部下は動かない」と言うルルーシュが、誰か(部下)を身代わりにして自分(王)が動かないとか考えないと思う。

……だっていうのに最後の最後で「死んだ事にして生きてる」とかどうして思えるかな。
そういう見方をする、つまり「ルルーシュが自分の命の保身に走った」と思うのは、ルルーシュの覚悟を侮辱する事と同意じゃないかと思う。
何より後始末とかこれからの世界のことを全部ゼロ=スザクに押しつけて、自分はのうのうと平穏な生活を送るなんてあり得ない。
少なくともルルーシュのプライドの高さを考えればそんな選択肢は思いついても選択しないと思う。
もし仮に誰かスケープゴートを用意して生き残ったとしても、自分がゼロとしてナナリーを支えて行くと思う。
そしてその横でスザクが二人を見守るとかね。
でもそうすると「全て終わったら仇を討たせてやる」とスザクに約束した事が守れませんがね。
ルルーシュは殆どの「約束」を守ったんだと思う。
どうやっても守れないと思ったのが「もう一度ここで花火を上げよう。今度はみんなで」という約束。
だからこそわざわざリヴァルに「守れない」と電話をしたというか。
……そういうとこ、ホントに細かいよな、ルルーシュ。

説明不足という話もちらほら見かけたけど。
確かに説明不足の部分もあったと思う。それは同意。
特にルルーシュ以外のキャラへの掘り下げはだいぶカットされてるなー、と思う。
でも全部説明しなくちゃいけないとは思わない。
小説の行間を読むような感じかな。
文字にならない、行と行の間に隠れた意図を感じ取るようなものかなと。


……なんて偉そうな事書いておりますがー。
これはあくまで私個人の意見なのでー、信じる信じないは読んだ人の自由。
押しつけようとは思いませんです。
それに同人誌的には生きてる方が何かと美味しいというか都合が良いとは思う。
なのでネタとして考えるのは全然OKだと思いますよ。
同人誌は夢を形にするものだし、ファンタジーだし、パラレルだし。


ついでのついでに。
ルルーシュがゼロ・レクイエムを絶対完遂すると決めたのは、ナナリーとの決別の時かな、と思う。
もちろん、最初からやり遂げるつもりではあったのだろうけど、ナナリーの事は気に掛けてたんだろうね。
いくら「特別扱いは出来ない」とは言っても、迷っていたのかもしれない。
自分が居なくてもナナリーは生きていけるのか、大丈夫なのか、とか。
だけどナナリーはナナリー自身の考えで、自分と同じような事を考え、明日を迎えるために頑張れる。
ルルーシュが居なくても、ナナリーは生きていけると安心したからこそギアスを使ったというか。
もともとナナリーは居ないはずだったんだし、計画通りに進めただけだったんだろうけど。
ナナリーが意図せず、自立した事を証明したのが決定打だったんじゃないかと思う。
もしもナナリーが泣いて縋って「お兄様が居ないと生きていけない」とか「行かないで」と言えばもっと違う展開だったかも。
……まぁ、似たもの兄妹なので無理だろうけど。
行動やら思考やらが似てるんだよねー。
ただ、ナナリーの方が能動的というか受け身? かな。

続編希望とかもちらほら見かけたけど私はいらない。
もしあるとしたら後日談みたいな程度で良いよ。
あのとき実はこうだったんです、みたいな裏話程度で。
ルルーシュが望んだ新しい世界は、今までみたいな波瀾万丈な展開は殆ど無いだろうし、それをもし半年なり1年なりのアニメにするとしたら、また何か新しい紛争でもおこすのか、と。
それじゃ、何のためにルルーシュが命をかけたか分からんだろうが、と。
なので私は続編はいらない。むしろそっとしておいてって感じ。

※10月3日 訂正
失敗した。「ナナリーの方が能動的というか受け身」は「ナナリーの方が受動的というか受け身」だった。
頭に血が上っていたようです。気をつけてたんだけど。失礼しました。
……うん、実は割と本気で怒ってたのだよね。あはははは。

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
初めまして。天野みるくです。
死んでいる派の方で、ようやく私が納得できる意見を聞くことが出来ましたので、勝手にコメントさせて頂きました。
私は、ゼロスザクと対峙したとき、ジェレミアはなぜ笑っていられたんだろう…とずっと思っていました。確かに私はここは笑顔でいるべき、となんとなく思ってはいましたが、理由が自分でもわからなかったのです。
"ルルーシュは生きているから"という意見を聞いて、とても辛くなってしまいました。主が死んで、ジェレミアは生きているわけはないと。
でも私は、ルルーシュが生きているとなると、この物語が軽くなってしまう、と思ったのです。
しかし、ここに来てようやくわかりました。
主に仕え、忠誠を尽くすというのは必ずしも主の命を守ることではなく、主の望みを知り、その望みを叶えるために命をかけられる事だということを。
ジェレミアが微笑んでいたのは、ルルーシュの策が計画通りに進み、主が本懐を遂げていたから。その主の願いは「より良い世界」をつくること…。
今まで見た中で一番納得がいった意見だと思いました。
長文になってしまいましたが、失礼します。
天野みるく
2008/10/02 21:15
天野さん、初めまして&いらっしゃいませ。
私の蛇足(なのに超・長文)を読んで頂いて有り難うございます。
実は反論の方が来るんじゃないかとちょっとドキビクしてたんですが(小心者)同意頂いて嬉しいです。
ジェレミアはホントに忠臣として格好良いキャラになったなー、と思ったのに最終回感想で意外に誤解されてる(というか理解されてない)と思って悲しかったんですよね。
まぁ、でもホントにルルーシュ以外のキャラの掘り下げが浅くて唐突に見えることも多かったのも事実だし。
ジェレミアも、もっとルルーシュと言葉を交わしてるシーンとかあったら違ったかもしれませんね。
瑞城 遼
2008/10/02 22:42
制作側が生存、死亡のどちらでも解釈できるようにわざと作ったのだから2つの意見が出るのは当然だが、
これらは自分がこう思うというだけ(そうあってほしい)の問題で本編にごちゃごちゃ根拠を求めるものではない。
僕はルルーシュの事だから自分だけ死んであと全部人任せというのは無責任と考えて生きているかもしれないと考えている。
まあただ死んでも悪逆皇帝として一生名が残るわけだから相当な償いだけど。

ただ僕は最終回で民衆が暴徒化してルルーシュの死体けったりジェレミアに襲いかかったりしないのかが気になった。そしてコーネリアが理解していたのかどうかも。扇のバカは最後まで気づかなかったのだろうが…
みな理解していない
2014/05/29 21:01

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